21世紀社会デザイン研究科連続公開講演会(1):「国際社会の危機管理の視点からみるウクライナ情勢」
INFORMATION
ロシアによるウクライナ侵攻が、第2次世界大戦後の欧州に、未曽有の人道危機を引き起こしている。国際連合(国連)安全保障理事会の常任理事国による一連の行為は第2次世界大戦後の国際秩序に対する重大な挑戦であるとともに、それを支える現代国際法、国連による多国間協調主義、国際社会が市民社会とともに培ってきた人道?人権規範、人間の安全保障や、SDGsへの挑戦と言える。
ロシアによる侵攻開始からちょうど4カ月となるこの日、本学教員2名および国連代表部公使をつとめ、また日本政府の首席交渉官としてSDGs交渉を担当してきた外交官により、現在進行形のウクライナ危機の様相、国際秩序や国際社会に及ぼす影響?意味を考察する。
講師
外務省特命全権大使(広報外交担当)兼内閣官房健康医療戦略室次長
南 博(みなみ ひろし) 氏
1959年生まれ。東京大学法学部卒業、ケンブリッジ大学経済学修士。83年外務省入省、中国大使館、英国大使館、ジュネーブ代表部、ロシア大使館、国連代表部に勤務。2012年から15年にかけて、日本政府の首席交渉官としてSDGs交渉を担当する。2017年から19年まで在東ティモール大使を経て、現職。著書に『SDGs——危機の時代の羅針盤』(岩波書店、2020年、稲場雅紀氏との共著)。
本学法学部教授
岩月 直樹
本学大学院21世紀社会デザイン研究科、社会学部教授
長 有紀枝
詳細情報
名称
対象者
申し込み
- 事前申し込み 必要
- 参加費 無料
【申込締切】
2022年6月21日(火)
【参加方法】
対面参加の場合:
池袋キャンパス(具体的な場所は申込者にメールでご連絡いたします)
オンライン参加の場合:
Zoom Meeting(URLは申込時のメールに開催直前にお送りいたします)
以下のwebサイトよりお申し込みください。